わたしのアクション

「LGBTとALLY(支援者)学生×国会議員 意見交換セッション」

池内さおりです。

LGBT法連合会(LGBT差別禁止法の立法化に向けた、当事者・支援団体)主催の

性的マイノリテイ(LGBT)の学生・支援者と、

JGBTに関する課題を考える超党派の国会議員連盟(LGBT連合会)による

「LGBTとALLY(支援者)学生×国会議員 意見交換セッション」に参加しました。

「LGBTとALLY(支援者)学生×国会議員 意見交換セッション」①

 

5人の若い皆さんがご自身の体験を話しました。私は、彼ら、彼女らがどれほど苦悩を抱えながら生き抜いてきたか、改めて考えさせられました。

…「幼少期から、多様性について学ぶことのできる環境を」、そのことによって、少なくとも自分を肯定することができる。これは、皆さんの共通の願いでした。

●トランスジェンダーの学生さんは、小学校2年生のとき、女の子に初恋をした。そして、身体がどんどん女性らしく変化していくとを嫌悪したそうです。「夜眠るとき、明日目覚めたらもっと体が女になっているのではないかと、怖かった」と。こんな自分はおかしい、隠さなければ、と自分を否定し続けたそうです。

「LGBTとALLY(支援者)学生×国会議員 意見交換セッション」②

●ゲイである学生さんは、今就活中だが、会社を選ぶときの不安を話してくれました。その企業が理解があるのか、社内の雰囲気など、とても気になるとのこと。「企業の姿勢をまとめて公開してほしい」「セミナーなど会社内でも行って偏見をなくしてほしい」と、お話されました。

●レズビアンである学生さんは、地方で18歳まで過ごし、「結婚は絶対にしなければならない」「子どもを産みなさい」など、言われて苦しかったとのこと。20歳をこえた今、「早く相手をみつけろ」と言われるが、自分にはこたえられない。そこで母にカミングアウトし、「人様に言えないね」と言われた辛い経験を話してくれました。彼女は、「LGBTだということを言えるような社会に」と話してくれました。

●Aセクシャルだと自認している学生さんは、いわゆるLGBTという枠組みに当てはまらない軽視されがちなマイノリティがいること、そうしたセクシャリティーを面白おかしく描くのではなく、実態を知ってほしいと話してくれました。

●バイセクシャルの学生さんは、自分の性的指向を自覚して以来、「口に出してはいけないこと」だと思い続け、自分が一体何者なのか問い続けたそうです。答えをだしたい。けれど、「ネットの検索ワードで、履歴が残り、誰かに見られたらどうしよう。図書館で本を手に取るところを見られたら…そう思うと怖かった」と話してくれました。そんな中、性的指向や性自認が、学問的に扱われていることでとても安心したそうです。それ以降、自分のセクシャリティーを人前で話すようにぬり、ある性教育など熱心にとりくんでいる教員の勉強会でプレゼンしたら、「LGとTの違いもわからない」と言われ、「ショックだった」と話してくれました。

どの言葉も私の胸に響きました。自分が何者かさえもわからない中で、孤立し、苦悩を深めている。周囲にロールモデルもなく、生きていく意味も見失う。周囲の無理解、逸脱を許さないコテコテのジェンダー規範や、差別、偏見が、時に当事者を自死にまで追い詰める。

「LGBTとALLY(支援者)学生×国会議員 意見交換セッション」③

発言してくれた皆さんに心から感謝します。皆さんの言葉が、私に迫ってきました。しっかり受け止め、頑張ります。

 

あらためて、学校現場の重要さを痛感しました。子どもたちに接する教員の役割は希望であり、重大です。「教員養成課程に性的マイノリティについて学ぶことのできるプランを」という要望には、私自身およそ一年前の初質問でも下村文科大臣(当時)に質問しましたが、とても大事なことだと思います。引き続き、取り組みます。

また、呼称も大事です。SOGI(sexual orientation &gender identity)=「性的指向と性自認」という枠組みであれば、すべての人を包摂するカテゴリーになります。いわゆる性的マイノリティを、「自分とは違う別の人たちの問題」と切り離して捉えるよりも、そもそも性は多様なのだから、自らも多様な社会の一員として全ての人が自分を捉える。このことが大事だと思います。

ありのままの「自分」を、全ての人が生きられる社会へ。共に生きよう!

私も頑張ります。

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