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北区内のライブハウス、アーティストから悲鳴「収入絶たれた」


池内さおりさんは4月4日午後、のの山けん北区議とともに北区内のライブハウスを訪ね、新型コロナウィルスによる影響など実情を聞きました。

ライブハウスの店長は
「本当に困っている。名指しでライブハウスが自粛要請され、もろに打撃を受けた。4月は当初は毎日スケジュールが埋まっていたが、アーティストからの自粛もあり、店としてもやれず、今月は全てのイベントがキャンセルになった。この状況下ではキャンセル料の請求もできない。
感染防止の必要性は十分わかる。国から何らかの補償があれば良いが、何もなく『やめてください』『行かないでください』では。収入が途絶え、家賃を払えない。今月の従業員の給料を払えるか、不安で仕方がない。
地元で店をやりたいと数年前にここを開いて、やっと軌道に乗り始めてきたところだったが…。このままでは店を手放すことになってしまう。今を乗り切って、コロナが終息した後にもう一度やれるような状況にしてほしい」
と痛切に語りました。

従業員は「音楽活動だけで食べているアーティストは収入が絶たれている」と語ります。同席したミュージシャンは、「宣伝もできる状況ではなく、直前のキャンセルを避ける意味でも、決まっていたライブは5月まで全てキャンセルせざるを得なかった」「スタジオでの練習すらできないので、音楽活動そのものができない」と話します。

池内さんは、諸外国ではフリーランスや個人事業主に現金での補償をしている状況を紹介。「感染拡大防止に政府がしっかり責任を持ち、補償や損失補てんをするべきだ」「一刻も早く必要なところに届くよう、国に訴えていきます」と語りました。