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「休校で長時間の開所に」「利用者が減り、減収で運営が…」放課後等デイサービスからの声


池内さおりさんは4月9日、北区・せいの恵子区議とともに、障がいのある子どもたちが通う放課後等デイサービスの現場を訪ね、新型コロナウィルス感染拡大の影響を聞きました。

訪ねたのは、長年北区で障害児支援に幅広く取り組んできた社会福祉法人が運営する、放課後等デイサービスです。
ここでは、日常的に支援が必要な子どもたちを放課後や長期休暇中に受け入れ、発達に対する支援や居場所づくりを行っています。

施設ではコロナによる学校の休校に対応して、通常の放課後だけでなく、時間を延長して日中から子どもを受け入れています。
施設長は「スタッフは長期休暇中のみ長時間勤務の契約になっているが、突然の休校にともなって急きょ対応してもらっている。皆とてもがんばってくれ子どもには明るく接しているが、先行きも見えづらい中で相当疲れがたまっている」と現場の大変さを語りました。

一方で、利用者の数は一斉休校の時期には普段の7~8割ほど、緊急事態宣言が出されてからは3割ほどにまで減り、大幅な減収に。「必要としている利用者がいる限りいつでも受け入れられるようにするのが役割だと考えて努力しているが、運営が立ち行かない」と切実に語られました。

池内さんらは、活用できる補助制度などを確認してお伝えすることを約束。人々の暮らしを支える大切な現場の実態と要望を、必ず政治に届けますと語りました。