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差別も暴力もない社会へ


池内さおりさんが3月26日、駅で男性から意図的にぶつかられた被害をツイッターに投稿したところ、翌27日、スポーツ紙が池内さんに取材せずに当該ツイートをネット記事に掲載。その後、ネット上で池内さんへのヘイトスピーチが相次ぐという二次被害が発生しました。

池内前議員「ぶつかり男」被害——3月30日付「しんぶん赤旗」よりhttps://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-03-30/2021033014_01_1.html

それに対し、ネット上では「私も同じ被害を受けた」「#池内さおりさんを支持します」などの声が広がりました。
駅などで女性をねらう「ぶつかり男」の存在は、これまでも度々問題になっています。

ハフポストTwitterより

記事を掲載した日刊スポーツは、29日午後に記事を削除しお詫び文を掲載。また31日に池内事務所へ直接のお詫びがなされ、4月1日にはネットでのお詫び文がより詳細なものに更新されました。
そのお詫び文の中で
・記事は被害者を黙らせる圧力になるという指摘を複数受けた
・池内への誹謗中傷につながった点についても配慮が足りなかった
・記事は取材がなく不適切だった
・池内事務所からの「記事を書く際には、その背景にある女性蔑視やマイノリティーへの配慮、根本の問題まで考えて頂きたい」という指摘を真摯に受けとめ、再発防止に努める
との旨が表明されています。

同じ被害を受けている多くの女性たちや、加害行為を許さないという多くの人たちが上げた声が、大きな力となりました。
引き続き皆さんと相互に学び合いながら、暴力や差別のない社会へ努力していきます。